まずは広告の基礎知識がないとはじまらない。
敵を知り己を~である。
■基礎知識
【広告の種類】
なんとなくは理解していたが、再度整理。(去年くらいからやたらしつこい広告があったがRTBと判明して納得)
- インプレッション課金型広告
アプリ内に表示するだけで収益。
0.1~0.5円/1回程度らしい。
- クリック課金型広告
DLしたアプリ内の広告をクリックで収益。
5~12円/1回程度らしい。
- リワード広告
成功報酬型。
広告を通じて商品を購入(アプリをDL)が成立した場合、報酬の一部を還元する
成立すれば一番利益が高いと思うが世の中それほど甘くない。
{ 関連キーワード:RTB、リターゲティング }
【アドネットワーク】
基本的なActorを以下に示す- 広告主
運営に広告出稿。 - アプリ開発者
運営からSDK入手、アプリに実装。 - アドネットワーク運営元
アプリ開発者にSDKを提供。
- AdMob
- AdLantis
- i-mobile
- nend
- AMoAd
- mediba.ad
- adPapri
- InMobi
- MAIST
- MicroAd
- SmarTap
- その他いっぱい。本当にいっぱいある。
大手らしきサイトを開いて、そのパートナーとか提携とかそういうページを開くとさらにずらっとでていたりする。
在庫とFillRate
- 在庫
広告にも在庫という概念がある。
広告主から出稿された広告が、仮に全て表示している状態においてこれは在庫0となり、アプリの広告欄に何も表示されない場合もありうる。
- FillRate
その名の通り、アプリの広告欄を埋めている割合。
つまり前項の在庫0の時などは「白紙で表示されない」ということもあるらしい。
そうなるとFillRateが下がっていくという話。無論100%埋まってる=Fillが好ましいはず。
Peak to peak で 8割も減することもあるそうだ。オソロシイ。
【コンバージョン】
Googleの統計情報にもでてくる謎な単語であったが理解した。コンバージョン: 広告により実際に購入につながること。
コンバージョン率: 実購入と広告クリック回数の比率%。
コンバージョン率が低い > 購入につながらない > 広告の価値低 > 広告主出稿減
むやみに広告をタップされても困ることになる。これは私的には意外に思ったがしくみを知ればナルホドである。
誤タップはまず購入につながらない為コンバージョン率を下げていく > 広告主の興味も下げる > 出稿が減る > 広告減少 > 在庫減少 > クリック単価減額 >>> 閑古鳥
アプリ開発者注意点:
- 誤タップしそうな位置に広告を配置しない
一見誤タップでも多いほうが良いようにも見えるが、広告本来の目的からすると好ましくない。
そもそも広告主のメリットを削ぐのでよろしくないという考え。
【SSP】
サプライ・サイド・プラットフォーム又はセル・サイド・プラットフォーム。
多数あるアドネットワークを一元管理してその中から収益性の高い広告を選択、表示する。
アプリ開発者サイドからみても夢のようなしくみ。アドネットワークごとにアプリに再実装とかやってられない。
(どうやらこれのおかげでRTBも実現できている様子)。
SSPから提供されるSDKを実装すれば良いということになる。
(とはいえ市場原理上、SSPもひとつとは思えないが)
これはSSP各社を調査せねば、ということで続く~
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