2015年3月22日日曜日
色選択マスク ~ SubStance Painter
SubStance Painterで色選択マスクを使うメモ。
グレイスケールのマスクではなく、単色カラーを指定してマスクに使う方法。
1枚のカラーマスクで複数のマスクに使いまわせるのでちょっと便利。
※クロマキー抜きを1枚のテクスチャで単色x複数でできるような感じ(?)
準備としてFill Layer を作成し、マスク対象の色をのせる。
ここではBase Colorに赤色Metallicをのせてるが何でも良い。
※Metallicの加減の調整なども可。
これでとりあえずオブジェクト全体が赤色メタリックになる。
作成した Fill Layerの上で右クリック>Add mask with color selection で色選択マスクを作成。
Fill Layer直下に Color selectionが付加されるのでクリックして選択。
下部のColor Selection欄の ID Maskをクリック。
マスク用テクスチャの選択候補がでてくる。
ここでは予めインポートしておいたサイコロ絵のテクスチャを指定。これをマスクに使う。
Pick colorをクリックするとマウスカーソルがスポイト状態になる。
ここではサイコロの1の目の部分をクリックしてマスクで抜くように指定してみる。
※このサイコロ絵テクスチャの1の目は単色赤で塗ってある。 2~6目も単色青。
※追補:サイコロ絵テクスチャはモデルのUVに貼れる状態で展開済み。
先に作成してあるFill Layerの赤色メタリックがマスク領域のみに適用される。
今回はPick colorでサイコロの1の目=単色赤を指定したので、そこがマスクとなり Fill Layerの色&マテリアルがその領域のみに適用されている。
さらに別途Fill Layerを作成してPick colorでサイコロの2~6の青部分を指定すればそこをマスクにできる。
うまく単色マスクを複数のせたテクスチャなら1枚で複数のマスク領域を指定できるので便利そう。
※これはSubStance Painter同梱サンプルの Cymourai.spp でも使用しているので、そちらを見るとわかりやすいかもしれない。
ワークフロー的には例えば、モデリング>UVレイアウトを2Dテクスチャで出力>2Dツールで部位別に単色で塗り(マスク)>部位ごとにSubStance Painterでマテリアル付与、みたいな感じもできる。
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