※他にもっとスマートな方法がありそうな気もしますが、とりあえずやってみたのでメモ。
※デカール = プラモデルなどで車のボンネットや戦闘機の翼などに貼ってあるマーク類。痛車ぽい絵を貼る際にも使えるかも。
※Blender上でも同様なことは一応できますが、SubStance Painterの方がいろいろと利便性が良い感じ。
環境
Windows7x64SubStance Painter 1.3.3。
(モデルとマスクテクスチャ作成にBlender、PhotoShopを使用)
※作業中のデカール素材には『ユニティちゃんライセンス』で提供されるコンテンツを利用しています。
3Dモデルを用意
表面に凹凸があるモデルを用意(Blenderで適当に作ったもの)。Obj形式でExportできれば他の3Dツールでも良いと思います。
□Blenderでモデルを作る場合のプチメモ:
先のモデルはBlender上では、- 色ごとに3つのObjectに分かれている(赤、青、緑)。
- マテリアルは1つのみ作成。
3つのObjectで1つのマテリアルを共用に設定。
- UV配置も共存
それぞれUV展開後、1枚のテクスチャ面積に収まるように各UVを配置。
こうしておくと SubStance Painter上では、
- マテリアルは1つなので、1つのモデルのように塗れる。
Particleでオイルなどを流した際に3つのObjectにまたがって流れてくれる。
※Blender上で各Object毎にマテリアルを個別に作ってしまうと別のマテリアル領域には流れない。
デカールも貼りやすくなる(3つのObjectにまたがって同時に貼れるので)。
- パーツごとの塗りには色選択マスクを使う。
各Object毎の塗りは色選択マスクを使えば問題なし。
(参考記事: 色選択マスク ~ SubStance Painter)
マスクは別途2Dソフトで作る必要有。
BlenderからUVレイアウト(Object3つ分)を出力し2Dソフトで合成&着色するだけ。
- SubStance Painter上での(3つのObject分の)作業結果も1枚のテクスチャ(法線/絵/光沢など各1枚)になる。
ExportしてBlenderやUnityで貼る際にも楽。
ということで、Objectが複数あるモデルの場合はマテリアルを1つ(各Objectで共用)でExportすると楽な場合がありそうです。
色選択マスクのテクスチャ(UV)はこんな感じ。
※追記:左下1つだけ8角形に塗れてないのはミスです。
後から気付きましたが記事の本筋には支障がないのでそのまま( ゚∀゚;
SubStance Painterで準備
- 3Dモデルの読込。
Obj形式でExport済みの3DモデルをSubStance Painterで読み込む。
- Fill Layerを3つ作成&各色選択マスク追加。
各Fill LayerにAdd mssk with color selection で色選択マスクを追加。
2Dソフトで作成済みの色選択マスクを読込む。
3つのObjectに相当するパーツを色選択マスクで指定。
- 3つのパーツを適当に塗り塗り。
デカールを貼る
- デカール素材読込
- レイヤ追加
- ブラシ選択
- ブラシのマテリアルにデカール素材を指定
デカールを貼る面が正面にくるように3Dビューを調整。
※3Dビュー内で CTRL+SHIFT+マウス左ボタン押し状態で90度単位の回転を使うと楽。
ブラシ設定内で、アライメントをカメラに設定(重要ポイント)。
各~ジッタの数値を0にする。
Alphaを無し、他、貼る角度を変更など。
3Dビュー上で大きさを調整して左クリックで貼る。
貼り終わった状態。
独り言
SubStance Painterの入門者向け(?)な日本語情報が少ない気がします。オンラインマニュアル(英語)も簡素な感じであまり詳細に触れてないような。
Youtubeの動画は情報源としてそれなりに有効なのですが英語ばかりですし。
(特に公式動画は早口過ぎっ)
3Dツール関係は必要な基礎知識量(?)が多そうなので、どこまで詳細に説明するかなど、いろいろ難しそうですね。
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