その環境テクスチャ自体を作成する手順をメモ。
今回は HDR形式で出力してみます。
レンダーエンジンはEevee使用。
背景を用意
事前に環境テクスチャに焼き込む背景やオブジェクト類はある前提とします。今回はWorldのマテリアルノードで宇宙ぽい感じにしたものを環境テクスチャにしてみます。
カメラを作成&配置
- シーンにカメラを配置。
- カメラはシーンのGlobal座標で 0,0,0に、Global回転角度を 90,0,-90にする。
- カメラのプロパティで以下のように設定。
Type: Panoramic
Clip Start: 10m位以上。
Clip Startが小さいとカメラ自身が背景を遮る(?)ようできれいにレンダリングされない為、適当に少し大きめにする。
背景オブジェクトがある場合はClip Endの距離設定で範囲に入るように設定。
レンダー出力形式設定
今回はHDRI形式で出力する設定にしてみます。File Format で Radiance HDR を選択しておきます。
追記:DimentionのResolution で解像度を変更できます。
例:Resolution X=4096, Y=2048
Aspect X=2, y=1
※メインカメラもこの影響を受けるようなので、環境テクスチャ作成後はメインカメラ用の解像度に戻しておいたほうが良いかも。
レンダリング&出力保存
F12キーを押すとウィンドウが個別に開いて、レンダリング結果を表示します。上部ツールバーから Image>Save As。
File Format で Radiance HDR を選択。
ここでは Space.hdr として保存。
Blenderに環境テクスチャを設定
保存した hdrファイルを使ってBlenderの環境テクスチャに設定してみます。- World PropertiesのたタブをクリックしてWorldのパネルを表示。
- Surfaceの欄をクリックして、Backgroundを選択。
- Surfaceの欄をクリックして、Environment Textureを選択。
ファイルをOpenできるアイコンが表示されるのでクリックして、先程保存した hdrファイル(Space.hdr)を指定して読み込み。
一応 Equirectangular が指定されていることを確認。
0 件のコメント:
コメントを投稿