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2019年11月2日土曜日

二段階認証設定したBitbucketをSourceTreeで使う

 二段階認証設定したBitbucketをSourceTreeで使う際の設定メモ。



概要


環境:Windows10Pro

Bitbucketには以下を参考に二段階認証設定済とします。
 →  参考:Bitbucket サポート - 2 段階認証

ポイントは SourceTree が二段階認証非対応アプリという点です。
その為以下のように設定していきます。
  1. Bitbucketでアプリパスワードを作成
  2. SourceTreeにアプリパスワードを設定
  3. リポジトリの設定

Bitbucketでアプリパスワードを作成

公式説明を参考に作成。
→ 参考:Bitbucket サポート - パスワードを追加する

注意点としてアプリ作成時の権限設定際 「アカウント」の欄にもチェックを入れる。
(入れないと認証が通らない)。
他は必要機能だけチェックを入れる(わからなければとりあえず全部チェック)。



 「作成」をクリックするとアプリパスワードが表示されるので控えておく。
※表示ダイアログを閉じると再確認できないので注意。


SourceTreeにアプリパスワードを設定

SourceTree起動。
ツール>オプションで オプションのパネルを開く。

タブ「認証」をクリック。
「追加」をクリック。


各欄を図のように設定。
  • ホスティングサービス:Bitbucket
  • 優先するプロトコル:HTTPS
  • 認証:BASIC
  • ユーザ名:Bitbucketアカウントのユーザ名
入力したら「パスワードを再読み込み」をクリック。

Bitbucketアカウントのユーザ名と控えておいたアプリパスワードを入力。

しばらく待つと「認証成功」の表示がでるので「OK」でダイアログを閉じる。

リポジトリの設定 

 SourceTree上で設定するリポジトリのタブを選択。右上の「設定」をクリックして「リポジトリ設定」を開く。
「URL/パス」はhttps://で記述する。※SSHだと認証が通せない様子。
例:https://username@bitbucket.org/username/reponame.git
usernameがBitbucketアカウント名。
reponameがリポジトリ名。  



ここまで設定できたら「フェッチ」をクリック(プルでもなんでも良い)。
すると初回だけ認証ダイアログが出るので、Bitbucket アカウントのユーザ名とアプリパスワードを入力。

これでSourceTree上から各種Git操作が可能になる。


エラーが出た場合

初回のフェッチ操作で以下のようなエラーが出た。
remote: Invalid username or password

とりあえず以下から「Git Credential Manager for Windows」をダウンロード&インストールして解決。
https://github.com/Microsoft/Git-Credential-Manager-for-Windows/releases/tag/1.20.0


他いろいろなパターンがあるらしい。
→ 参考サイト:SourceTree + Bitbucketで認証エラーが出る場合の対処方法 on Windows