艦これで通信エラーを「ある原因においては」確実に回避できることがわかったのでメモ。
(キーワード「艦これ」で当ブログに辿り着いてる方も結構多いようなので、有益かも?と思いメモです)
状況
- インターネット接続は問題ない。他のサイトは問題なく閲覧できる。
- 艦これサーバは落ちていないしメンテ中でもない。
- ログイン画面はすんなり開ける。しかしログイン後の母港画面に辿りつけずに「通信エラー」になる。
- 特に艦これサーバの混雑で「通信エラー」になっている様子でもない。
- キャッシュクリアしても直らない。
- とにかく自分だけ?ダメなの?そうなの?つД`) タスケテ;
原因と解決策
PCの時計がJST(日本時間)で現時刻を示していないと母港画面手前で「通信エラー」となってしまうようです。
今のところ再現性が100%なので海外アクセス対策(?)のひとつとして艦これサーバ側がチェックしているように思えます。
つまりPCの時計がずれていないか確認しましょう。
もしずれていたらPCの時計を日本時間で現時刻に合わせてみましょう。
他の要因がなければこれでアッサリ母港まで辿り付けます。
ちなみに時計設定時のズレ分はプラスマイナス9分以内にすること。その根拠は後述。
※普通にあわせればまず問題なし。
艦これが許容する時刻のズレ分
「時計を合わせましょう」だけではあまり面白くない(?)ので、
艦これの要求するPC時刻精度
はどれくらいなのかを軽く調べてみました。
毎回キャッシュクリア&PC時刻を意図的にずらしてテスト。ずらし分は秒単位で管理。
(電波時計を目視にて確認、ずらし分加算して手動でPC時刻設定。目視&手動の為1~2秒程度の誤差はありえます)
- 現時刻 -10分:通信エラー
- 現時刻 -9分:問題なし
- 現時刻 +9分:問題なし
- 現時刻 +10分:問題なし
- 現時刻 +11分:通信エラー
- 現時刻 +13分:通信エラー
- 現時刻 +15分:通信エラー
- 現時刻 +20分:通信エラー
といった結果から、おおむねプラスマイナス10分付近を判定の基準にしていることが伺えます。
+10分がOKなのに-10がダメなのは目視&手動テストによる誤差か、艦これサーバ側のプログラムの条件判定が >(Grater) か>=(Greater equal)か等の微細なものによる可能性もあるかもしれません。
ということで、この結果から、
PC時刻はプラスマイナス誤差9分以下程度なら大丈夫ぽい
ということがなんとなくわかります。
※将来的にもこの通りかはわかりません。サーバ側が変更される可能性もありえます。
また、本気で海外アクセスを排除するなら他にいくらでもチェックできる箇所はありえるので。
独り言
許容9分として、月差換算(30日)すると1日18秒まで許容となります。
クォーツ腕時計の精度なら余裕でクリアですが、最近のIT機器(特に安価なもの)では微妙に油断できないかもしれません。
PCのRTCはX'talの品質精度や温度、RTCの補正機能などにも関係しますが昔みた時は月差1分以下程度だった記憶。
未確認ですが最近の安価なノートブックあたりは私的には少し気になります。
一部の携帯電話などは一ヶ月で普通に5分以上ズレるものもありました。
※通信がオンラインの場合は適時ネットワーク経由で時計補正しているのでズレにくい。通信オフラインの場合は機器内蔵の時計精度に依存します。部品構成によるので一概には言えませんが。コストをケチりだすとCPU内蔵RC発振とか安価なセラロックを使うということもありえます。これはクォーツ腕時計=X'tal使用よりも低精度です)
昨今はオンライン時刻補正(NTPサーバで時刻同期)があたりまえになってきているので、より部品のコストダウン=低精度化しているような気もします。
つまり1日~1週間に1回は補正する前提。しばらく電源を入れていないPC/携帯や、オフライン運用併用で運悪く時刻同期できない期間が長かった場合はかなり時計がズレているということになります。
NTPサーバによるオンライン同期も実は「絶対」とは言い切れず、たまにサーバが落ちてたりすることもあり実は同期できていないなんてことも。
NTPサーバは比較的実害が低いと見られている(?)のか運用優先が低そうな気も(?)。
(ソフトのリビジョン管理等ではタイムスタンプは結構大事ですが)
過去にはNTPサーバそのものの時刻が(多分管理者の国地域の)ローカル時刻を指しておりタイムゾーン指定されていないのか、その分GMT時刻がズレる・・・なんてこともありました。
(有名企業のNTPサーバでもたまにおかしいこともあったので安心はできません)
たま~にPC(携帯)時刻を見て「だいたい合ってるな~」程度に確認しておくと良いかもしれません(´∀`)