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2018年9月11日火曜日

qnapでMACアドレスが00-00-00-00-05-09になる不具合と解決方法

諸々の定期バックアップ用にqnap TS-231+というNASを使用しているのですが。

ある日突然、MACアドレスが 00-00-00-00-05-09 になるという現象発生。
なんだこれは・・・。eth0、eth1共に同じMACアドレスになってしまいました。

ファームを最新に更新するも直らずでqnapのサポートにチケットをきったところ、回答はなんとも単純な解決方法でした。


解決方法

  1. NASをシャットダウン後、電源ケーブルを抜く。
  2. 1分~程度放置。
  3. 電源ケーブルを挿し、NASを再起動。
  4. MACアドレスが元に戻っていることを確認する。

原因は?

以下公式回答。
  • 原因はファームウェアの不具合です。
  • MACアドレスだけでなくシリアル番号も消える症状。
  • 最新版ファームウェア QTS 4.3.4.0695 build 20180830 では解決したと思われます

つまり一旦先の解決方法で正常なMACアドレスに戻して稼働させる。
その後ファームウェアをアップデートしておいた方が良いですね。

どうもこの問題 qnap TS-231+ だけではないようです。
海外情報では他の型番でも発生している模様。
qnapシリーズで同様な問題でお困りの際は上記方法を試してみると改善できるかもしれません。

ちなみに

試行錯誤中、SSHでqnapにログインして ipconfig等でMACアドレスを書き換えて元に戻すことは一応できたのですが。
これは一時的な変更でしかなく、qnap再起動後にまた 00-00-00-00-05-09 に戻されました。
メモリ中のどっかに記憶しているMACアドレスそのものがおかしなことになっているバグぽいですね。

2016年4月6日水曜日

視線検出センサー Tobii EyeX Controller(対応済みゲーム有り) in Unite2016

最近リアルでいろいろ変化があったりで、更新が滞ってましたが・・・。


Unite2016に行って参りました!(唐突


やはりというかVR、AR機器のデモの賑わいがすごいです。話題のPSVRも体験デモしてきました。



そこで超個人的に気になったのが、


トビー・テクノロジー株式会社が出展していた視線入力機器

つまり「眼球の動き」をトラッキングするというやつです。
 (昔、運転免許証の講習会映画上映で、ドライバーの視線トレースしていたのを見たような記憶)



今まさにVRブーム到来(?)寸前(??)だというのに、やや斜め上(斜め下?)なデバイスに、
つい食いついてしまうのはもう性分なのでしょうがないです(キッパリ
(KindleとかUOYAとか地味にマイナー方面なものをつい買ってしまうパターン)


いや、これはこれですごいんですよ! ヽ(`Д´)ノ

少なくとも一昔前に見たときは感動した記憶。
(一応私は発売元会社とは全く無縁です。念の為)



平たく言うと、マウスカーソルを「眼で=視線で」移動できるようなイメージです。
そんなデバイスが1万円程度で普通に買えるというのが驚きです(値段詳細後述。



マクロス フロンティアに出てくる視線追従の多重ロックオンみたいなこともできそうですが、これはこれでFOVEとか他社でHMD一体型があったと思うので、

やはりここは、


映画「マイノリティリポート」劇中のトムクルーズのあのUI

をMotion Leapと組み合わせてできないかという夢を感じます。

Unite2016のTobiiブースで配布されていたDMカードにはこう書かれています。

See the future
Create the future

(゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。) コクコク

多分本気出せばもう技術的には夢ではないと思います。
(本気出す=リソース確保=金+時間+人材・・・ですかね・・・やっぱり夢?(笑)


無論SDKはUnityも対応してます。



■買うしか


結論、注文しました(超速

製品名: Tobii EyeX Controller


USB接続タイプです。(メガネタイプもありますが、そちらは業務用らしくお値段も高い)。


輸送2週間位とありますが、多分海をどんぶらこと流れてくるので1ヶ月~1ヶ月半位の心の余裕が必要です。

追記: ShippingのUPSトラッキング メールが来ました。Scheduled Delivery Date: Monday, 2016/04/11。って4/5注文で4/11予定表記(時差加味しても4/12)。正味1週間とかかなり早い気がしますがちょっとあてにしてみましょう( ̄ー ̄)
追記:発送元はスウェーデン、UPS便4/9に到着。早っ。

定価は139USD(119ユーロ)。本社はスウェーデンらしいのでユーロ圏ですね。

サイトを見ると4月はなにやらキャンペーン(?)期間らしく、

  • Assassin’s Creed Syndicateのゲームコードが無料(勿論Tobii EyeX Controller対応
  • 海外シッピング無料(これ結構大きい
  • Unite2016来訪者はブースでDMカード貰っていれば139USDが95USDになるクーポンコード有。


シッピング無料は結構太っ腹だと思います。
クーポン併用で119ユーロが83ユーロ。円換算で10871円でした。


購入サイト(海外本社サイト): http://www.tobii.com/xperience/
(ちなみに国内法人サイトはこちら: http://www.tobiipro.com/ja/




■対応ゲーム

数は少ないですが、一部有名タイトルのゲームも対応済みな様子。

サイトに対応ゲームの一覧があります。Assassin’s Creed やTom Clancy
ユーロトラック2等々。


対応アプリ一覧: http://www.tobii.com/xperience/apps/


何気にMSIが出しているゲーミングノートPCのGTシリーズにこのデバイス標準搭載品があったりします(ArienWareに似てる気がするのは気のせい?)。


対応ゲームがあるとすぐ遊べて使用感もわかるし、SDK使って何か作る際の参考にもなりそうです。





■Windows10の生体認証対応

Windows10は生体認証に対応で、それを「Windows Hello」と呼んでいるらしい。

ログイン時にパスワードが不要とあるので、生体認識でログインということだと思います。


Tobiiの本家公式サイトを読む感じでは(理解があっていれば、

  • デバドラ不要。Tobii EyeX Controllerのドライバ類はWindows10にビルドイン済み。
  • 認証には顔、虹彩(アイリス)を用いている。

らしいです。

虹彩は指紋同様に個人識別情報としては古くから有用とされてますが、実際どこまで識別強度が高いのかは気になるところ。

Windowsのログイン用途なら充分かもしれないし、これもちょっと面白そうではあります。

※追記: Windows10にしたので「Windows Hello」使用中。便利ですねこれ。




■技術的な(勝手な)考察

Tobii EyeX Controllerは赤外線LEDと受光センサーを用いているらしいです。
(受光センサーの詳細は不明ですが、画像用のCMOSセンサーかも???)

皮膚自体の温度によるサーモグラフ的なものと、眼球の赤外反射をうまく利用してそう?

眼球は赤外反射が皮膚とは特性が異なると思われます。
また、黒目と白目も眼の構造上反射率が違う気がします。
(猫の目が夜光って見えるときがあるのと似た話?)

ということを仮定して妄想すると。
  • 顔はサーモグラフ的なパターンでそこそこ認識できそう。
    ※というか昔CCDで赤外撮影してたような映像で捉えるのかも?
  • 皮膚と眼球付近の温度差で眼の面積部分を抽出できそう。
  • 黒目中央付近から入射した赤外と、白目付近に投影された赤外は反射の加減が異なるような気がする。
ということから、顔認識、白目面積内での黒目の位置などを割り出せそうな感じかも?





などと、妄想しながら到着を楽しみに待つことにしますヽ(´ー`)ノ

追記: TobiiもMotion Leapも赤外線ですね。同時使用は厳しいかなぁ・・・。Motion Leapも買えばわかるk(ry。

2013年10月19日土曜日

IO-DATA製 HDPX-UTSS

データの持ち運びで手持ちのUSBメモリではコピーに6時間とかでやがりますので、SSDを買ってみましたよっとヽ(´ー`)ノ


とりあえず急ぎだったのでアマゾンで検索&ぽちっとしたのがIO-DATAのHDPX-UTSS
簡単なベンチはこんな感じ。

USB3.0接続、PC本体直結



















USB2.0、PC本体直結


















 段違いに速い!。
USB2.0接続でも手持ちのUSBメモリより早かった!



実は最初はUSB3.0で認識しなくてあせったが、マザーボードのUSB3.0ドライバアップデートで無事認識。


同じIO-DATA製のUSB3.0延長ケーブルも併用で無事運用中。
(結構延長ケーブルまわりはトラブルが多いらしいのでケーブル選び、相性は一応注意らしい)



2013年9月8日日曜日

APC RS400 無停電電源

APC RS400 を購入しました。

竜巻で停電しまくったので・・・(´Д⊂



以前はAPC500BKとか1500を4個とか運用していたのですが、当時APC製バッテリーは必ず2年で寿命がくるというランニングコストに非常に厳しい代物でした(´・ω・`)。
バッテリ代が2万か3万もするのでヤフオクでレストア品が買えてしまう額だし。


結局APC製本体中古にバッテリーを神戸なんとか製(バッテリ10年寿命)にリプレース、レストア時に電解コンデンサは全部交換してるというものをヤフオクで買っていた頃もありました。

しかしやはり毎年夏場30度の環境下ではバッテリも電解コンデンサも新品でもいいとこ4~5年持てば良い方かもしれません。昨今の不景気ではバッテリが死ぬごとに交換費用も結構な額になるので徐々にUPSは使わなく|-`)


とはいえ竜巻&雷の停電があまりに酷かった&アマゾンを見ていたらAPC RS400が送料無料で10635円と安い感じだったので試しに買ってみました。



【良い点】

■2年保証

と明記あり、2年で10635円ならとりあえずまぁいいかなぁと。ただし240Wまでなので容量を確保するにはやはりもう少し投資が必要になります。
購入店の保証書 又はユーザー登録が必要でその日から起算される。
いずれも無い場合は製品のシリアルにより製造年月を調べてそこから2年とのことなのでユーザ登録はしておいた方が良いでしょう。

■消費電力表示付き

前面のLCDにいわゆるワットメータ表示が出せるのは便利。ワットメータ単体でも数千円はするのでそう思えば良い付加機能かなと。
その他前面LCDには入力AC電圧等々も表示切替できます。
LCDは常時点灯か一定時間後に自動消灯の設定もできるので節電や夜間に光ってるのがうっとおしいのも回避できます。

■サージ対策コネクタ

イーサ用のサージ対策コネクタ、電話/FAX用が用意されています。これは従来から付いてるものなので、APCではついててあたりまえ感ですが。

■ コンセント連動機能

PCの消費電力を監視して、連動コンセントを制御することができる機能付き。PCの消費電流値を記憶設定できる。個人的にはこの手の機能は誤動作による瞬断が怖いので使わないのですけどね。
追記:Windows7のスリープ機能併用がすごい便利すぎて使用中。4ヶ月は使用してますが安定動作&誤動作無し。さすがAPC製なのか、そうなのか。以前使ってた無名メーカ製とは明らかに違う。ちょっと離席時も気軽にスリープでディスプレイ連動で節電できていい感じ。ただしごく一部のアプリケーションはスリープするとDLLライブラリの関係で問題が起きるものがあるので注意です。

■APCの付属ソフト

APCではおなじみ(?)Power Chuteというソフトが付属してきます。オートシャットダウン等各種設定や停電の回数のログなどいろいろと細かい機能が使えます。昔はRS232CでUPSと接続してましたがさすがにUSB接続になってました。
ただし使わなくても無停電電源としては機能します。ややこしいことが苦手な場合は入れなくても全く問題なし。アドミン的な監視を一応しておきたい/してみたい場合は使うと良い感じで。

■デザインが「若干」良くなった

BK500等昔はオフィスホワイトないかにもな色で無骨感がありましたが、色が黒になった点と幅がやや細身になっているので置きやすい。
居間等に置いてもそれほど違和感のないデザインになったのは良いかもしれません。

【気になる点】

■フロント前面上部のゴムボタンのクリック感がわかりにくい。

昔はもっと「押した感じ」がわかるものでしたが、かなり安い作りになってる感。まぁ、定価5~16万の製品と1万そこそこの製品を比較してはかわいそうですが。実際の導入前に数回押して感じを掴んでおくことを推奨。

■鳴く

電源を入れると「みぃぃぃぃぃぃん」というチョークコイルかなにかのような鳴動音がわずかにする。
気になるかどうかは人次第だとは思いますが、静かなオフィスだとかなり気になるレベルかもしれません。
従来使ってたものではでたことがなかったので少々気になるところ。
追記:コレ初期不良でした。サポート問い合わせで交換品届き&不良品返却。サポートの方も明言してましたが正常製品でも若干は鳴ります。しかし初期不良の物はあまりにも大きかったしLCDのバッテリ残量も変でした。交換品も鳴りますが余程耳を近づけてもわかりにくいレベル。これくらいなら全然気にならないです。

【運用で昨今思う点】

一昔前(Pentium4、DUO世代)まではPCの消費電力はかなり高くUPSも結構大きい容量を揃えないと足りない感がありました。
昨今のi3,i5,i7シリーズは消費電力がかなり減ってきているのでUPSも低容量でもそれなりに使える気がします。

※以下あくまで当環境での話ですので参考程度に。保証はしません|-`)
例えば、i3-3.4GB、GPU Geforce550ti、メモリ16GB、5インチHDD2台、DVD-RW、HD液晶モニタで定常時は90Wを超えません。
3Dゲーム等でCPU、GPUをフルに使うと150~最大226Wくらいになります。
APC RS400 の容量は240Wなので丁度まかなえるくらいです。

i3のCPU内蔵GPUは非常に低消費電力なので別途3D用途にグラボを付けていなければ1台70~100Wくらいで済むのでうまく調整すればPC2台分をまかなえるかもしれません。

逆にもっと強力なCPU、グラボを搭載してる場合は APC RS400 の240W では少々不安だと思います。APC RS550 は330Wで+5000円弱になるのでそっちの検討もしましたが、とりあえず今回は試しで安いほうを買ってみました( ̄ー ̄)。

従来のAPCの機能はほぼ全部付いていてお値段1万は安い感はあります。
一応無停電電源としてはAPCは老舗ブランドなので安心感を買うという意味でも堅いですね。
※ただし昨今のご時勢、老舗ブランドが必ず良いとも言い切れないのが難しいところですが。



【ちょっと難しい話】
あまり気にする必要はないかもしれませんがちょっとだけ。

■出力AC電源が矩形波形
との情報をネットで見ました。商用100Vはきれいな正弦波なわけですが、バッテリ切り替え時にここが矩形波で供給されるということかと。

一応テスタで波形観測。
テクトロ STA55Gで計測、STA55PRで印刷、それをスキャナで取り込みました。


矩形・・とまではいかないですが、きれいな正弦波ではないですね。
昨今の家電なら問題ないような気はしますが、あまりな矩形波だと機器の電源に負荷がかかるので寿命的によろしくないわけですが、PC用途ならこれで充分ではないかと私的には思ったりします。※本当に正弦波でないとまずい用途は多分モータや50/60Hzに依存している機器だと思われます。他は多少の電源負荷程度なのでPCはどうせ寿命3~5年なのでまぁいいかなと。
 
一応オムロン等は12000円くらいで正弦波出力を謳う製品があります。気になる場合はそういうUPSの購入検討も有りかと。