Unite2016に行って参りました!(唐突
やはりというかVR、AR機器のデモの賑わいがすごいです。話題のPSVRも体験デモしてきました。
そこで超個人的に気になったのが、
トビー・テクノロジー株式会社が出展していた視線入力機器。
つまり「眼球の動き」をトラッキングするというやつです。
(昔、運転免許証の講習会映画上映で、ドライバーの視線トレースしていたのを見たような記憶)
今まさにVRブーム到来(?)寸前(??)だというのに、やや斜め上(斜め下?)なデバイスに、
つい食いついてしまうのはもう性分なのでしょうがないです(キッパリ
(KindleとかUOYAとか地味にマイナー方面なものをつい買ってしまうパターン)
いや、これはこれですごいんですよ! ヽ(`Д´)ノ
少なくとも一昔前に見たときは感動した記憶。
(一応私は発売元会社とは全く無縁です。念の為)
平たく言うと、マウスカーソルを「眼で=視線で」移動できるようなイメージです。
そんなデバイスが1万円程度で普通に買えるというのが驚きです(値段詳細後述。
マクロス フロンティアに出てくる視線追従の多重ロックオンみたいなこともできそうですが、これはこれでFOVEとか他社でHMD一体型があったと思うので、
やはりここは、
映画「マイノリティリポート」劇中のトムクルーズのあのUI
をMotion Leapと組み合わせてできないかという夢を感じます。
Unite2016のTobiiブースで配布されていたDMカードにはこう書かれています。
See the future
Create the future
(゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。) コクコク
多分本気出せばもう技術的には夢ではないと思います。
(本気出す=リソース確保=金+時間+人材・・・ですかね・・・やっぱり夢?(笑)
無論SDKはUnityも対応してます。
■買うしか
結論、注文しました(超速
製品名: Tobii EyeX Controller
USB接続タイプです。(メガネタイプもありますが、そちらは業務用らしくお値段も高い)。
輸送2週間位とありますが、多分海をどんぶらこと流れてくるので1ヶ月~1ヶ月半位の心の余裕が必要です。
追記: ShippingのUPSトラッキング メールが来ました。Scheduled Delivery Date: Monday, 2016/04/11。って4/5注文で4/11予定表記(時差加味しても4/12)。正味1週間とかかなり早い気がしますがちょっとあてにしてみましょう( ̄ー ̄)
追記:発送元はスウェーデン、UPS便4/9に到着。早っ。
定価は139USD(119ユーロ)。本社はスウェーデンらしいのでユーロ圏ですね。
サイトを見ると4月はなにやらキャンペーン(?)期間らしく、
- Assassin’s Creed Syndicateのゲームコードが無料(勿論Tobii EyeX Controller対応
- 海外シッピング無料(これ結構大きい
- Unite2016来訪者はブースでDMカード貰っていれば139USDが95USDになるクーポンコード有。
シッピング無料は結構太っ腹だと思います。
クーポン併用で119ユーロが83ユーロ。円換算で10871円でした。
購入サイト(海外本社サイト): http://www.tobii.com/xperience/
(ちなみに国内法人サイトはこちら: http://www.tobiipro.com/ja/)
■対応ゲーム
数は少ないですが、一部有名タイトルのゲームも対応済みな様子。サイトに対応ゲームの一覧があります。Assassin’s Creed やTom Clancy
ユーロトラック2等々。
対応アプリ一覧: http://www.tobii.com/xperience/apps/
何気にMSIが出しているゲーミングノートPCのGTシリーズにこのデバイス標準搭載品があったりします(ArienWareに似てる気がするのは気のせい?)。
対応ゲームがあるとすぐ遊べて使用感もわかるし、SDK使って何か作る際の参考にもなりそうです。
■Windows10の生体認証対応
Windows10は生体認証に対応で、それを「Windows Hello」と呼んでいるらしい。ログイン時にパスワードが不要とあるので、生体認識でログインということだと思います。
Tobiiの本家公式サイトを読む感じでは(理解があっていれば、
- デバドラ不要。Tobii EyeX Controllerのドライバ類はWindows10にビルドイン済み。
- 認証には顔、虹彩(アイリス)を用いている。
らしいです。
虹彩は指紋同様に個人識別情報としては古くから有用とされてますが、実際どこまで識別強度が高いのかは気になるところ。
Windowsのログイン用途なら充分かもしれないし、これもちょっと面白そうではあります。
※追記: Windows10にしたので「Windows Hello」使用中。便利ですねこれ。
■技術的な(勝手な)考察
Tobii EyeX Controllerは赤外線LEDと受光センサーを用いているらしいです。(受光センサーの詳細は不明ですが、画像用のCMOSセンサーかも???)
皮膚自体の温度によるサーモグラフ的なものと、眼球の赤外反射をうまく利用してそう?
眼球は赤外反射が皮膚とは特性が異なると思われます。
また、黒目と白目も眼の構造上反射率が違う気がします。
(猫の目が夜光って見えるときがあるのと似た話?)
ということを仮定して妄想すると。
- 顔はサーモグラフ的なパターンでそこそこ認識できそう。
※というか昔CCDで赤外撮影してたような映像で捉えるのかも?
- 皮膚と眼球付近の温度差で眼の面積部分を抽出できそう。
- 黒目中央付近から入射した赤外と、白目付近に投影された赤外は反射の加減が異なるような気がする。
などと、妄想しながら到着を楽しみに待つことにしますヽ(´ー`)ノ
追記: TobiiもMotion Leapも赤外線ですね。同時使用は厳しいかなぁ・・・。Motion Leapも買えばわかるk(ry。
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