2014年2月25日火曜日

文筆業は税金がかからない?


ちょっとネットを見ていると、
 「文筆業は税金がかからない」

という文を発見。

いや、そんなことはないだろ・・・いくらなんでもデマくさい・・・。
と、思いつつも調べていくとあながち嘘でもない。


正確には所得税はかかりますキッチリ。
税務署からは逃れられません。
しかし都税/県税はどうやらかからないことがわかってきた。


ちょっとついでがあったので詳しく確認してきた。


なぜ文筆業は都税/県税が0になるのか?ズバリ言うと


芸術活動には都税/県税はかかりません!(キッパリ

もう一度言います。肝は、

芸術活動であるか否か?

です。


絵画や小説などは芸術活動の一環として認められます。
では、芸術活動ではないものとは?
それは全て何らかの

事業

です。個人事業でもなんでもこれに該当。

アマゾンのKDPで電子出版することは「芸術活動」となりますです。
アマゾンのKDPの売り上げ収入は「印税」とみなせるので(著作料)。

ちなみに出版会社は芸術活動には該当しないのです。「販売」は事業なので。
どこかから依頼されて制作したり、どこかへ一部を制作依頼したりするものは事業とみなされるので「芸術活動」には該当しない。

しかしまぁ県税は290万以上の所得がある場合、超えた分に対して4~5%(業種依存)分の課税がかかるというもの。これが0%になるというわけです。
KDP等でそこまで稼げれば恩恵はあります。難しそうだけど(笑
規模の大きい同人サークルなどは一考の余地があるのかもしれない?


一応「文筆業」としておいて、その他で事業に該当する収入があったとしても「文筆業」での所得分は差し引いて県税を算出できるので芸術活動が収入に関わっていて所得が290万を超えている人は節税になる可能性有。
ただしきちんと職員に説明できないとダメです(手間はかかる)。
まぁ、ここらの額になると青色申告の複式簿記もつけることになるだろうし結構面倒ではあります。


と、いうことで「文筆業」には都税/県税がかからないということでした!

そしてKDPをやってみることにしたのでした(笑


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